西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと ”私も人間、上手に生きたいものです”

すっかりと日本列島の半分近くが梅雨入りをして、
これからは
太陽の日差しがありがたく思える季節となります。
人間とは勝手なもので、
これが盛夏となると
太陽の日差しも迷惑がられ、
青空の下を行く人も涼を求めて
木陰に過ごすことがふえてまいります。
自然のありがたさと受けいれる忍耐力、
そして人にとって体力作りも季節を乗り越える
大切な近道かもしれません。
天候不順の季節、
お身体をご自愛下さいませ。
さて、
人をのばすものばさぬも自分次第、
最近よく思うことです。
目の前の出来事に感情を高ぶらせ、
ただ怒りに声をのせて話すことなど、
なんら解決の糸口、芽はでません。
己の気分を
発散させるためでしかならないものです。
責められる方はどうでしょう、
時と場合によっては自尊心を傷つけられ、
心がたまらなくなることもあるかもしれません。
その心の傷は、
一生持ち続ける人もおられるでしょう。
とくに人前で叱咤されることほど
辛く悲しいものはありません。
責める方も場所と時間、
また周りの環境を
しっかりとわかってこそでないといけません。
心の傷は恐いものです、
同じことを繰り返させられると
やがて憎しみの花を咲かせることだってあります。
人と人は、
言葉で意思を伝える生き物同士、
言葉を選ぶことも大事ですし、
そのためには言葉を知らなければなりません。
中途半端な言葉で責められるなど、
たまったものではありません。
私もいろいろな経験を人前でもしてきましたから、
プライドを無くしかけるような言葉の責めは、
けっして何も生まない、
ただ治らぬ傷跡を残すだけとわかっております。
責める側も
自らこれに気づいて改心すればいいのですが、
自分自身の意見や伝え方、
その行動が正しいと思っている間は、
人として持ち合わさなければならないものを
忘れたままで人生を歩むことになります。
責めるだけがすべてではありません、
ぐっとこらえて褒めることに徹し、
いいところを見つけのばしてあげることが、
その人のほかの部分も
のばすことにつながっていくのではないかと
思う私です。
怒りも喜びも、
所詮、
あなた自身の心が引きおこすもの、
名は体を表すが如く、
心から発せられた言葉は、
あなたの心が
周りの方々に印象づけられるものでもあるのですから、
感情に左右されない上手な大人になって、
目の前の出来事を笑って流してしまうことも、
大人だからこそであると思います。
「あのときは辛かった…」

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昨日は、
青空を眺めながら
その人前での出来事をふと思い出してしまいましたので、
ひとりごとをつぶやいてしまいました、
あなたもそのような経験はありませんか…
四国では、
お若いお嬢さんが和尚さんによって
命を奪われる殺人事件がおこってしまいました。
私も人間、上手に生きたいものです…和尚のひとりごとでした。

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