西光寺のブログ

今日は７月１５日、

今月のお盆を迎えられましたご先祖さまがこの世にもどられ、

懐かしい人たちの様子を見ながら過ごされた三日間を終え、

あの世に帰られる日です。

全国的には、

来月がお盆の地域が多いと思いますが、

それぞれの月に合わせてご先祖さまを感じてほしいものです。

さて、

暑さももどり

夏らしい青空と白い雲が包みこむ今日この頃です。

台風の影響で今週の後半は、

大雨、大風の危険性がありますが、

被害を残さず去ってほしいものです。

京都では祇園祭が始まり、

台風の進路の影響とメインの祭り行事が重なりそうで、

関係者のみなさまも頭を悩ませておられるかもしれません。

全国からお見えの観光客のみなさまが、

楽しめるようになればと願います。

７月１日からまわってきましたお盆のお経、

西光寺にお墓があり、

７月のお盆をお迎えになりました

各家をまわりながらご供養させていただきました。

それも今日で終わり、

このあと８月のお盆参りのだんどりと準備をすすめ、

８月１日よりまわり始めます。

８月１５日の深夜が過ぎるまで、

夏の修行と言うべき酷暑のなか、

歩いて、自転車で、車で、百数十軒まわらせていただきます。

お釈迦さまは、

あの世に旅だった人々との距離は、

「それぞれの心の持ちようによって遠くもなり近くもなり」

とお話しになっておられます。

亡くなった方を思い魂の存在を感じ続ける人は、

いつもその存在を傍に感じることができるでしょうし、

思い出すことすらされない人は、

遠くの存在として無関心な生活を過ごされることでしょう。

私たちがいただいた魂はもちろんのこと、

つかわせていただいております

身体もご先祖さまのご縁でいただいたもの、

それだけでも感謝の心が生まれてくるべきものと思うのです。

人として生まれてきたなら、

そんな心に優しい人であってほしいですね。

豊かな人生を送る道筋のひとつ、

感謝の道を自然にできますように私自身も心がけております。

７月に

「私はできているかな」

とそんな反省もいいかもです。

まだ８月のお盆もあります、遅くはないですよ…和尚のひとりごとでした。