西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “おっさま…本堂に座っていて寒くはないですか?”

いよいよ暮れがおしつまりました。

令和三年も残すところあと二日間。

この二日間をどのように過ごすのか、

みなさんもそれぞれだと思います。

私は、

夕べは…お酒の席が、

そして、

今夜もお酒の席がひかえております。

やっぱり、

今年も最後までお酒と友だち、

ほどよい酔いかげんで

一段落を迎えられそうです。

それも、

年に一度、

忙しいなか時間を調整して集まれる

メンバーのおかげです。

もちろん、

ひとり飲みも

それなりに私らしくていいのですが、

やっぱり、

気の合った仲間たちと交わすお酒と馬鹿な話しは、

そんな時間だからこそ生まれてくるもの。

夕方、

しっかり財布に

懇親会費を支度してでかけたいと思います。

さて、

本堂に座っておりますと、

境内を行きかうたくさんの人たち、

今年最後のお墓参りと、

お寺へのご挨拶のため、

足をはこばれております。

その手には、

お正月の花…松竹梅を抱きかかえ、

墓前へとお供えになられます。

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今日と明日の二日間で…

だいたい

地元にお住まいのみなさまがお見えになり、

あそこもここも

お墓が松竹梅で飾られ、

新年を迎えるお正月気分でいっぱいになります。

西光寺に限らず、

この周辺のお寺さまでも

同じ風景がひろがっていることでしょう。

感染からの遠慮から、

久しぶりに

この故郷に帰省されました

みなさまもごいっしょにお墓参り、

日本の原風景が心を温かくしてくれます。

私が座っております本堂は、

冬の風が遊び、

あちらもこちらも寒くてカラダも冷えるのですが、

これもまた私の修行。

さきほど来れましたお檀家のかたが…

『おっさま、本堂に座っていて寒くはないですか?』

と心配して下さいました。

とてもありがたいお言葉、

このように寒さより、

今年の終わりに

みなさんのお元気なお顔を拝して

お話しさせていただける喜びのほうが大きくて、

いまは、

なんとか寒さにも耐えられる、

来月早々、

もうすぐ六十一歳の私なのです。

そうさ、

カラダが冷えても

今夜のアルコールが待っているさ、

ビールでしょ、

焼酎でしょ、

熱燗でしょ、

そして、

美しいお姉さんたち、

あ、お姉さんたちは私の願望でございます、

あしからず。

除夜の鐘で消去!…和尚のひとりごとでした。

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