西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “静岡産業大学…学生さんたちの思いのはじまりが目に見える形となりました”

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先日、

みなさまに公開させていただきました

地元静岡産業大学さまとのコラボレーション、

つぎのアイデア実現にむけて学生さんたちも動きだしております。

どんな手法と

人をひきつける第二弾が生まれ実施に向けて進んでいくか

乞うご期待というところです。

さて、

その第一弾になります西光寺との共同事業についても、

先の見えないワクワクなその展開が楽しみでありますが、

とにかく

このはじまりの事業を広く知ってもらうことが先決です。

これは、

どんな事業でもいえることですが、

どんな告知力、宣伝力、

そしてつながりを活かして人から人へと伝えていく道筋をつくっていくか、

私をふくめて学生さんたちの本気度が試される課題です。

ただ単なるインターネットでの宣伝ではつぎへとつながりません。

しっかり、

ターゲット世代をしぼりこんで

そこから波紋のごとく宣伝効果を得ていく。

つねにそのような意識をもって

大学側、西光寺側、もちうる知識といかに人を行動に導くか、

わたしにとっても

ウキウキするような知恵をひきだせる、

そんな想像をふくらませながら日々過ごしております。

そして、

そのひとつ、

学生さんたちが考えたことが実際に形となります、

いよいよお寺の門前、

旧東海道に面して妖精たちの看板が本日設置されました。

たぶん、

きっと、

いやいや間違いなく

いまのところ

ここにしかないここだけの看板です。

人口十何万人のこの街、

その面積のただ一カ所、

この場所に妖精たちが姿を現しました。

五年から七年の耐用年数がありますから、

このアイデアを考えた学生さんたちが卒業されても、

はじまりのその思いはここに残っていきます。

その思いが描かれた妖精たちを車のなかから気がついて、

どれだけの方々が

ご覧になっていただけるかはわかりませんが、

深い歴史と伝統を理解しつつ、

いまの時代の先を見ながら変わっていく寺院、

いや、

変わらなければならない寺院、

この看板もまたそのひとつ、

境内の一部を学生さんたちに提供して、

まちづくりの担い手のひとりとしてチャレンジしていく私であります。

これがきっかけとなり、

『変わろうよ』

周辺のお寺さまへ私のメッセージが伝わることを願うばかりです。

まあ、

これもまた私を人間的に育む修行と信じてね。

…看板が設置された西光寺に、

今回の共同事業に関わっておられます学生さんたちが集まってこられました。

完成した看板の前に立ったおひとりおひとり、

その姿がまた看板の妖精たちとコラボして、

その目はつぎの第二弾へと向いておりました。

川面揺らす清かな風とともに…和尚のひとりごとでした。

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