西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “この世の極楽につながっているでしょうか”

天高く青空の一日、

風はなびき木々を揺らす。

まるで

春のひとときと遊ぶように。

ひとは誘われ、

こころといっしょに空の下へと歩みゆく。

その気持ちがうれしくて、

またひとは笑顔になって、

昨日の辛さを忘れて

いまのわたしに染まり、

気がついたら奇跡の命をつなげている。

そんな言葉が浮かんでくるほど

穏やかなひとときです。

きっと、

なにかをもとめて

街へと向かうひとたちも多いことでしょう。

順調に進めば、

あと数日で都会の緊急事態宣言も解除され、

ひとの動きや

流れも変わってくることでしょう。

これも、

あれも手を尽くしてもう策は尽き、

継続がすべてではないと

答えが見えたのでしょうか。

ただ、

一方的なお願いだけでは、

思うように

ひとを管理できないということですね。

水は、

高いところから

低いところへ流れるが如く、

ひとの思いも

流れていきたい方向に動きます。

それはそれでよいことではありますが、

そんな

道筋の道がたくさんできそうな数日後です。

あと、

お寺的に忘れていけないことは、

数日後、

春のお彼岸もやってくるということですね。

ご先祖さまの終の住処、

とってもとっても楽しい極楽を思い、

その命を受けついで

生かされている感謝を伝えるお墓参り。

日本の行事ではありますが、

なんてこころが洗われる、

いまや日本の風物詩なのでしょう。

列島各地でも、

いろいろな行事があると思いますが、

まずは、

ご縁ありますお墓へ足をはこぶところ…

がはじまりでしょうかね。

あの世の極楽を思い…

あなたの極楽…

この世の極楽さがしでもいたしましょうか、

春のお彼岸をきっかけにして。

そういえば、

毎週末、

占いの場所として

お使いになっておられます

占いの先生のなか、

ある女性の先生おふたりから、

『和尚さんといっしょに飲みたい』

とお誘いの言葉がありました。

IMG_6254

さてさて、

女性からのこのお誘いは、

わたしにとって、

この世の極楽につながっているのでしょうか…和尚のひとりごとでした。

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