西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “ひさしぶりの…ひとりで…スタバでございます”

三連休が終わった火曜日。

朝方、

濡れていた参道に、

いまは…

本降りとなった冬の雨が打ちつけております。

この週末、

雨をはこんでいる雲が遠くへと去ったあとに、

また

冷たさをはこぶ風がひかえているようです。

今週末、

ふたたびの冬景色につつまれる

日本列島かもしれません。

さて、

賑やかだったこの連休、

お天気にも恵まれて、

絶好の日和となりました。

そこに、

新成人として迎えた爽やかさがかさなり、

未来への期待感が沸きたつ雰囲気に染まる

街中の風景であったと思います。

さて、

長くインターネットの世界に触れておりますと、

この便利さももちろんですが、

見まわせば

いろいろな生き方を選択されて、

日々過ごされているひとたちに気づかされます。

そして、

みなさん、

信念をもって我が人生を歩んでおられると。

そのなかには、

参考になる生き方や、

私自身の仕事につながる

可能性を秘めている生き方もありますし、

なかには、

とても私には、

真似ができないなというような生き方など。

たとえば、

全国各地、

旅を続けながら

放浪の生活を選択されている女性。

旅の様子がインターネットで公開されております。

放浪の旅も

三年の月日が過ぎているようですが、

日々に募る

みなさんへのカンパを頼りに野宿、

ホテル、

また、

ときには知り合いのお家に。

宿泊をかさねながら、

いま今日現在も旅をつづけておられます。

各地をまわる途中、

私とお話しをしたいとか、

会いたい場合は、

このぐらいのお金を用意して下されば、

いろいろなお話しができる時間を作ります…など。

会ってもらうだけでも

彼女へのギャラが必要のようです。

いまごろは、

関東方面に滞在でしょうか。

ご本人は、

人に使われる仕事を受けいれることができなくて、

働いて生計を立てるという観念がなく、

自分自身の生き方を

こんなに素敵と感じてもらえる

全国のひとたちからお金は、

待っているだけで

無限に降りそそいで来るような

世界観で生きておられます。

その自由さには、

頭がさがる思いですが、

年齢も四十を過ぎて、

女性ひとり、

いつまでその生き方ができるのか、

先の様子は、

想像しかないのですが、

働かぬとも、

自由に好きなことをやっているだけで

お金はやって来るという生き方の選択に、

それもまた、

どこかで

人の生き方を語るにあたっての参考とはなりますが、

賛同はできないなと思う私です。

きっと何処かの時点で、

できていたことの歯車がくるいだして、

また、

なにかのきっかけではずれたりして、

思うようには…

いかない日が訪れるからと信じているからです。

彼氏は…欲しい。

でも、

私に自由な旅をさせてくれて、

ときどき会いに来てくれる、

そして

潤沢なお金を好きなだけ

いくらでも使ってもいいよと言ってくれる

男性が理想のようですから、

現実の結婚を夢見る

彼女募集中の男性にとっては、

なかなか

お相手の選択肢のなかにふくめるには…

ちょっと

考えてしまうタイプかもしれませんね。

でも、

世の中には、

奇特な方々が多いようで、

ちゃんと彼女の願い通り、

毎日のように

カンパのお願いといっしょに公開されております

振込先の口座まで、

振りこんでおられるひとたちがおられるのも事実。

放浪生活歴…

続けて来られた三年がそれを物語っておりますね。

まだまだ捨てたものじゃない人の情け、

まだまだ

捨てたものじゃない日本人ということでしょうか。

それとも、

そんな自由な世界観が素敵で、

もっともっと旅をと

サポートして下さっておられるのでしょうかね。

自らは働き、

汗を流して得た報酬の一部を。

私のこの意見が偏らないよう、

あなたは、

そんな女性の生き方を、

どう感じますか?

ちなみに、

今年は…みなさんからのカンパで海外旅行、

そして、

クルーズ船にて船旅もしたいと、

その資金協力のお願いもされております。

日本列島、

世界、

地球を浄化する…

踊りの舞いを各地でおこないたいと、

目的を持ちながら。

人の生き方とは、

とてもひろいものですね。

でも、

限界はなくとも、

ひろすぎるのにも無理があります、

それ以上の世界、

そこには、

確固たる覚悟がないとね。

“わたしもはじめてみよう”という参考には、

なかなかなりませんから。

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普通が楽しい、

人らしさの…

私の生き方のほうが、

六十歳を越えた私は…

やっぱり好きだな…と思う…

ひさしぶりの…

ひとりで…スタバでございます…和尚のひとりごとでした。

 

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