西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “永遠だけがあるのですから”

夕べからの雨もお昼過ぎには、

お日さまがもどり、

低く浮かんだ

雲の合間から顔を覗かせながら

陽射しを、

この街の隅々まで

とどけてくれております。

気温は、

若干肌寒く感じますが…今日から立春。

春の暦の秒針が動きだして、

気分的には、春模様の私です。

あなたが…

夕べの恵方巻きに託した幸せは、

なんでしょうか。

小さな豆に災いを避ける結界をたのんで、

守られた私でありますよう、

日本の風物詩は、

愈々春爛漫の支度をはじめることでしょう。

思いきって旅行カバンを支度して、

線路が結ぶあの景色まで

出かけてみましょうかね。

列車に揺れながら

車窓の風景にうれしさを残して、

私の軌跡を刻んでいくことも、

また春の楽しみ方では…ないでしょうか。

きっと、

そんなあなたを応援しているよと、

野山に咲く花たちが、

清かな風を

吹かしてくれることでしょう。

もしも、

その風を見つけることができたときは、

心の翼をひろげて

大空に舞いあがりましょう。

悠久の時代から変わらない

空を独り占めするように、

自由な道を飛んでゆき、

雪どけ水に流れる小川にその私の姿を映して、

濁り無き透明の世界に

暖かな時間を楽しみながら、

そっと聞こえてくる

可愛らしい水の音に耳をかたむけ、

傍らに咲いている花を見つけたなら、

いつもよりとっても

“いい”と思うあなたになれるから。

さてさて、

昨日につづいて

樹木葬の現地見学に

数組の方々がお見えの日曜日、

終の住処を求める理由はいろいろあって、

一番大事なことは、

ここに眠りたいと思ってもらえる

聖域の選択肢にはいれること。

どうせ手を合わしには来ないだろう、

ここに自分のご遺骨を

捨てられてしまってもいいやという理由で決めるなら、

野山のどこにでも捨てられて下さい。

どんな形の墓地であっても…そこは、

永遠に眠ってもらう穏やかなところ。

だからこそ

選ばれたいと日本各地のご寺院さまでは、

工夫を凝らして

終の住処の雰囲気を第一にされながら

守っておられるのでしょう。

そのなかからご自身の目で確かめ、

心で感じて、

眠りたい場所をお決めになることが…

大事だと私は思います。

樹木葬なら、

日本各地、

どこの景色を求めてお選びになっても

大丈夫だと思いますよ。

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だれも

お参りにこなくなるその日まで、

そして、

その先まで…

そこには、

あなたが眠る…

永遠だけがあるのですから…和尚のひとりごとでした。

コメント

  • みよこ
    2024年2月4日 4:04 PM

    親を見守る 人も歳を取り
    お墓参りも大変になります
    樹木葬仕方ないですね

  • saikouji
    2024年2月4日 4:18 PM

    そうですね、みよこさん。
    親を看取り、
    そして自分の死んだ先のことまで
    考える余裕などない世の中です。

    これから、
    もっと
    余裕のない世代や時代に合わせた、
    いろいろな終の住処が現れてくると思います。

    和尚