西光寺
時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “カリスマ性をそなえ…そして木々が守護神の私”

無事に五十九歳を迎えることができました。

この世に誕生してより一年一年、

積みかさねてきた年数は半世紀以上。

今日まで…

よくも命がつながってきたものです。

だって、

明日の命の保証は和尚でさえ人の子、

あるわけありませんからね。

このひとりごとを

覗いてくださっておられるあなたも同じ、

人の子として

今日…命あることに感謝いたしましょう。

あなたも、

今日…

生きていてくださってありがとうございます。

おかげさまで、

“ひとりごと”とのご縁ができました。

高僧であった私の祖父は四十代前半で旅立ち、

おかげさまでその年齢は過ぎました。

つぎ生かせてほしい命の通過地点は、

父親の旅だった八十八年でしょうか。

私が米寿まで存命であるかどうか、

仏さまのみ知るということでしょうか。

ただ、

いまも命ある母親は今年九十二歳、

亡くなった父方の祖母は、

百三歳まで命をいただいておりましたから、

少しはその遺伝、

私に伝わっているでしょうか。

生まれ年など、

鑑定してくださった先生によりますと、

私は九十六歳あたりの年も語っているそうなので、

存命で布教している可能性は…

あるのかもしれません。

あと、

和尚という仕事にぴったりの運勢ということで、

カリスマ性もあり、

私に会いたいために

訪れてくださる人もおられるということです。

IMG_4570

木が守護神で、

境内にありますパワースポットの大クス、

ナギノキに私自身が守られていると。

十数年前、

本堂新築再建にあたって

すべて無垢の木造作りにしたのも正解、

私を守る木の力と守護の力を発揮していると。

江戸時代の古材を残して建物内に生かしている作りも、

とても良いことだそうです。

生きている木々、

そして、

材木となって歴史を重ねていく

柱の一本一本が私を守ってくれている…ということです。

これからどんな人生が訪れても、

出来事が起ころうとも、

先ずは、

いまの仕事に合っている生まれ年の私。

その運命…

それだけでもホッとしている私です…和尚のひとりごとでした。

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