西光寺
時宗 東福山 西光寺
時宗 東福山 西光寺

Saikouji Blog

和尚のひとりごと “実年齢より歳を重ねてみたり…若くなった私を想像する大切さって…きっとあるよね”

暦の大寒となりました。

といってもこのあたりは恵まれた暖かさ。

寒さもどことやらです。

本当に暖冬の影響は、

昔ながらの暦も変えつつあるのかなと思います。

IMG_4589

さて、

昨日の“ひとりごと”に書かせていただきましたが、

ちょっと鑑定の結果…

私の運勢…を書いてみましたが、

もうひとつ書き忘れておりました。

それは、

若々しさが維持されるということです。

あと一年で還暦を迎えますが、

それを過ぎて

まだまだ先に向かうにつれて、

周りの同級生とくらべて、

見た目の若々しさが際立って来るそうです。

実年齢より若く見えるということは、

誰にとっても嬉しいことですから、

そのような未来になったなら、

未来の私自身もきっと、

嬉しいと思っていることでしょう。

若いといっても、

もちろん見た目も大事ですが、

内面的な若さをいかに維持していくか、

それが一番大切ではないかなと思います。

内面の若さの力が身体に影響をおよぼすことは、

きっとあるだろうと。

考え方も若くいたいですし、

体力的にも若くありたいですし、

いろいろなことを考えてしまいます。

いまの本堂を新築するときは、

実年齢より

数十年先の私を想像して設計してもらおうと、

いまの建物を形にしてまいりました。

それが、

バリアフリー化であり、

段差の無いお寺のほうが、

老人となった私も安心で使いやすいだろうと。

これは、

かなり役に立った私なりの想像でした。

未来の私は…これとは反対、

若い私ならどのようなアイデアをだしただろうかと、

考える年とった私でありたいなと思います。

人は、

年々老いを重ねて、

最後は骨となる。

病気もあるかもしれません、

アルツハイマー病の私がいるのかもしれません。

いろいろな未来があると思いますが、

年齢を越えて考える大切さは、

どんなことにでも使えるのではないかなと思います。

生涯独身を通すのも良し、

未婚で過ごすのも良し。

おじいさん、

おばあさんになったとき、

父が死に、

母が死に、

兄弟姉妹が死に、

心を許せる

周りの人々の存在の少なさを後悔しないならば、

そんな選択も【有】と思う私です。

そして、

その選択肢を

選ぶことが無かった人たちが足をはこぶ…

縁結びのほとけ頼み。

こんなお寺があるのも、

存在の意味があり…また良しです…和尚のひとりごとでした。

コメント

和尚のひとりごと “実年齢より歳を重ねてみたり…若くなった私を想像する大切さって…きっとあるよね”のご感想やコメントをお寄せください。