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時宗 東福山 西光寺
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Saikouji Blog

和尚のひとりごと “子どもの日だから子どものうちに…君に伝えておこう”

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五月五日の子どもの日。

見あげた空に鳥たちは、

縛られるものなどなにもなく、

自由に

羽ばたいて高い空を行く。

本来なら嬉しくて、

同じような思いで見あげた鯉のぼりも、

今年に限っては、

淋しそうに…

風に揺れているでしょうか。

今日…見あげた鯉のぼり、

その景色を覚えておきなさい、

子どもたちよ。

きっと、

歴史のなかに生きている私を知り、

将来、

大人になったとき思いだすときが来るから。

赤ちゃんからはじまり、

幼児、

少年少女、

青年にお嬢さん。

そして

大人の魅力をそなえた人へと成長。

その間には、

たくさんの出来事や

数え切れない人との出会いがあります。

そのひとつひとつが私にとって

大切な一ページの記録と記憶になって、

それが宝物になるという意味がわかる….

そんなあなたの未来が、

いつか訪れるから。

それだけ

子ども時代ってとてもいいんだよ、

僕も通ってきた道だから、

経験や体験をしてきた時間だから、

いつでも印象があったことは、

たとえ

あの頃でも思いだせるんだ。

自転車ででかけた琵琶湖一周の冒険、

小学生の背中にはテントを背負い、

一生懸命こぎ続けた自転車、

坂道のキツさもいまでは思いでさ。

そんな友だち同士の時間は最高だった。

小学生だけの冒険、

浜辺の夜を過ごし、

歩道もない道で

傍らを通りすぎていくダンプカーを横目に見ながら、

国道数百キロの距離を制覇。

私の冒険旅行…

忘れないって、

とても素敵なことだし、

忘れないことにも意味があると思う。

もちろん、

人によっては、

最愛の人を亡くして、

悲しい出来事の記憶もあるだろう。

“いつか時間が癒やして忘れさせてくれる”

そんなことはないんだよ、

ふと思いだして

涙する人もたくさんいるんだ。

だから、

一番忘れたくないことは忘れないし、

忘れなくてもいいさ、

そんな

人の生き方や人生をたくさん見てきた私だから

言えることかもしれない。

今日、

訪れてくださった仲の良い親子づれのみなさん、

その笑顔に癒やされ心に笑顔が生まれる。

人と人の出会いと結びつきは、

たとえ初めての出会いであっても

誰かの笑顔を生む、

誰かの役にたてるから、

君の存在も尊いし、

かけがえのない存在。

どうか、

今年の“子どもの日”を大切にして、

窮屈ないまを乗り越えた

君の未来に幸あれと思う私です…和尚のひとりごとでした。

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